誰かのことを無意識にもジャッジしてしまう時

この記事でお伝えしているスピリチュアルな視点を人生に取り入れて行けますと、無意識にも自分の大切な人生の足を引っ張ってきてしまった、自分の思考パターンのクセを緩めて、自分の波動エネルギーを本来の良い状態へ戻して、幸せ体質へシフトすることが期待できます。
無意識にもジャッジするクセ(パターン)のある人
人生に、何かとストレスを感じてしまう人は、無意識にも誰かのことを、そして自分自身のことも、ジャッジ(批判)していることが多いかもしれません。
また、基本的に人生はうまく行っている人でも、さらに人生のステージアップを目指すときに、無意識にも誰かを責めたくなる思いを抱えていることに気づいて、少しずつでも修正して行けると、これまで知らない間に自分のエネルギーを下げてきたことを減らして行くことが期待できますし、自分の限界の枠が広がり、さらなる発展へつなげて行くことが可能になって行きます。
最近の流行りの言葉で言えば、『物事や他者をディスる傾向のある人』は、ご注意ください。
ディスるとは、ディスリスペクトの動詞化の俗語で『否定する、批判する、けなす』という意味になります。
何かとディスる傾向にあるという自分のパターンに気づけない間は、風の時代と言われている今の時代で生きることは、以前よりも、様々な感情(焦り、嫉妬、自分責めなど)を無意識にも抱えてしまい、余計にストレスや生き辛さを感じることが多くなっているかもしれません。
おそらく、これまでの自分の常識が通用しない時代になって行く中で、ますます物事の停滞を感じることが増えて行くと考えられます。
まずは、無意識にも自分の波動エネルギーを下げて自分の心を疲弊させる原因になるような、自分の「思考パターンのクセ」に気づくことが大切です。
これからの時代を、自分らしい幸せを見出して行くためには、無意識に働いてしまう自分のパターンに気づくことで、現状を打破して、自分のパターンを乗り越えて行くことができます。
人生にストレスを感じることが多いと思う人は、他者や状況、そして自分自身のことを、無意識にもジャッジしてしまっていないか、ちょっと立ち止まってよく考えてみてください。

まずは自分のパターンに気づくこと
もちろん、誰かをディスりたくなるような気持ちになることは、大なり小なりの程度の差はありますが誰でもよくしていることですから、それが悪いと言っているのではないのでご安心ください。
ただ、誰かをディスることで、相手に力を与えてしまう上に、自分の力を最小に弱めてしまうので、そんな自分のパターンに気づく必要があります。
気づくことができれば、自ら修正して行けますので、ここから自分のマインドを健全に整えて行けばいいだけです。
また、つい誰かをディスってしまう自分に気づけた時に、その瞬間、自分を不甲斐なく思い、自己嫌悪に陥ってしまって、今度は自分のことをディスってしまうこともあるかもしれません。
自分のことをディスってしまうと、余計に自分の力をさらに弱めてしまうのでご注意ください。
ついディスりたくなる自分に気づいた瞬間に、そんな自分に対してディスって、ダメ出しをしたくなる人もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことをしてしまったら、さらに自分の力は弱まって、自分のエネルギーをどんどん下げてしまいます。
最初は、この思考のクセからなかなか抜けられないかもしれませんが、相手のことも自分のこともディスってしまうクセは、自分の幸せな人生を阻む「足かせ」になるだけですので、徐々に外して行けるようにできたらいいですね。
基本的に、自分の性格がちょっと勝気で、気が強いと感じる傾向にある人は、ご注意ください。
もちろん、それが悪いという訳ではありません。
その個性や価値観を自分にとって善き方向へ活用していくことが無限に可能です。
しかしながら、時に自分の性格の一部が、自分でも気づけない中で、望む未来ではないむしろ逆方向へ向かってしまう原因になったり、自分の大切な波動エネルギーを不要に下げてしまって、自分の幸せを阻んでしまうことがあります。
他者のことも、自分のことも、ディスる(ジャッジする)ことは、自分にとって善きことは1ミリも生まれませんし、むしろ、自分のエネルギーを下げるだけです。
ジャッジしたくなる自分を受け入れる
とは言え、自分の内側にジャッジしたい苦しい気持ちがあるのに、そこを見て見ぬふりをしなさい、抑えなさい、我慢しなさい、と言っているのではありません。
ですけれども、無意識にも自分の意識(思考のクセ、ちょっとキツイ性格)に引っ張られて、自分独自の偏った解釈の中で生きることは、何よりも自分にとって何の得になることはありませんので、本来の美しい心を取り戻すためにも、自分自身のために早めに気づいて行けるといいですね。
まずは、他者のこと、あるいは、自分自身のことを、ついジャッジ(ディスって)してしまいたくなる、切なくも苦しい気持ちが、自分の内側にあることを、自分で受けとめることが大切です。
受けとめることができると、実は、とても楽になります。
ジャッジしてしまう自分のクセ気づいて、認めていくことができますと、苦しい感情を癒していくことができます。
内側で抱えている苦しい感情を癒して行くことができますと、他者や自分をジャッジしたくなる〖自分のこれまでのパターン〗〖ちょっとキツイ自分の性格〗は、徐々に昇天されて、いつの間にか消えていきます。
性格が真面目で誠実な人ほど、誰かをジャッジしてしまっている自分に気づいてしまうと、そんな自分のことを不甲斐なく思い、今度は、自分のことをジャッジしてしまい、苦しんでしまうかもしれませんが、そんな自分に気づいて認めていくようにしてください。
そうすれば、思考のクセを手放せるようになって、本来の自分(高い波動エネルギー)を取り戻していくことができます。

切ない自分の思いに自分で寄り添う
大切なのは、ジャッジしていることに気づけたら、自分がジャッジしたくなってしまう正直な気持ちを、ちゃんとあるがまま、認めることです。
そして、そんな自分を自分で理解してあげてください。
「嫌なのね」
「むかついたのね」
「ジェラシーを感じちゃったのね」
「負けたくないのね」
「イラっときたのね」
「恨めしいのね」などと
自分が感じていることに、正直になってください。
自分に正直になれると、スーッと心が軽くなる感覚があると思います。
自分の気持ちを受けとめられるだけで、これまでいろいろ無駄に入っていた力が抜けて、とても楽になれます。
自分の思考のクセに気づいてあげるだけで、ちょっと駄々をこねている自分の中のもう一人の自分(インナーチャイルド、トラウマ、マインドの歪みなど)のことを、『よしよし』してあげているのと同じ効果があります。

自分の正直な思いに素直になる
幸せ体質になるためには、まずは自分の正直な気持ちに気づける人になることです。
他者をジャッジ&ディスりたくなっている自分に気づくことができれば、その行為を自分の意思で止めることができます。
他者をジャッジ&ディスることをしなくなれば、これまで無意識にも自分の幸運を遠ざけてしまってきたことも防ぐことにつながり、自分のエネルギーも本来の良い状態へ戻して行けるようになります。
そして、自分の内側に、他者をついジャッジ&ディスりたくなってしまう、もう一人の自分(自我)の存在がちょっと暴れているので、その子の気持ちをあっさり認めてあげてください。
認めてあげることができれば、癒しのプロセスが進みます。
認めた上で、「ジャッジ&ディスりたくなるクセがまた出ちゃったね。えへへ。」という軽い感じで、ついジャッジ&ディスりたくなる自分の中の小さな自分に優しく声がけをしてあげてください。
そうすると、その子は気づいてもらえたことで落ち着きを取り戻して、大人しくなっていってくれます。
自分の中のジャッジ&ディスりたくなる思考パターンのクセに気づく度に、ひと言上記のような優しく寄り添った言葉をかけてあげるだけで、自分の本来のエネルギーを取り戻していくことができます。
そうすると、生き辛さも軽減されて行きますし、遠ざかっていた幸運が戻り、本来の自分らしい幸せを掴んでいくことがご期待いただけます。
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