感謝することで得られる「恩恵」
日頃から感謝することが習慣になっている人は、幸せを引き寄せやすい人、心が豊かな人だとよく言われています。
そのために、幸せや豊かさを引き寄せるために「感謝すること」を心がけている人も多いかもしれません。
本記事では、感謝することに苦手意識がある人でも「感謝する心を育む方法」についてと、感謝することで得られる「恩恵」について記事にまとめてみましたので、ご参考になさってみてください。
もっと感謝したくなるかもしれません。
感謝する心を育む方法
感謝は、感謝しようと思って機械的にできるものではありません。
真の感謝とは、心から「ありがたい」と自然に内側からしみじみ湧いてくる感情のことを指します。
ですので、感情が乗っていない感謝はあまり意味がありません。
とは言え、まずは形から感謝をするようにしても、徐々に感情が乗っていくようになることもあるので、最初は形だけでも感謝することから始めてみてください。
ですので、最初はあまり「ありがたい」と思えなくても、形から入って、徐々に真の感謝ができる心を育んでいくことができます。
「ありがとう」という言葉は、エネルギーがとても高く、発しているだけでも自分のエネルギーを高めていくことができます。
最初はあまり心がこもっていなくても、日頃から意識して感謝の言葉を発するようにするだけで、感謝する心が自然に育まれていきます。
「当たり前」という概念をなくす
「当たり前」という概念をなくしてみると、当たり前にある幸せに意識が向くようになります。
ですので、当たり前にある幸せをかみしめてみて、自然に「ありがたいなぁ」という気持ちが湧いてくる感覚を楽しむところから始めてみてください。
その気になれば、幸せは自分からいくらでも見つけて行くことができます。
なぜなら、このブログを読んでいる人は、日本に住んでいる人(おそらく日本人)だからです。
日本に住んでいる人は、安全で豊かな国に住めていること自体が、実は当たり前ではなく、奇跡に近いくらいに、日本人、あるいは、日本に住めている、というだけでとても恵まれています。
日本のお店で提供される食事は美味しいし、コンビニのおにぎり、お弁当、スィーツもとても美味しくて、誰もが手軽に幸せ気分になれるし、安全に飲めるお水が水道の蛇口から普通に出ていることも、本当にありがたいことです。
また、ここまで育ててくれた両親や、自分のことを気にかけてくれる恋人やパートナー、友人など、そばに居るのが当たり前だと思ってきた存在も、実はかけがえのない人たちだということに気づくことができます。
当たり前にいる家族や、当たり前に持つことができているスマホがなかったら、当たり前にある平和がもしなくなって紛争が起きてしまったら、もし、当たり前にある幸せを失ってしまった時のことを想像するだけで、今がどれだけ幸せで恵まれていることに、自然に感謝の気持ちが湧いてくるはずです。
どんなことにも感謝できることを見つけようとすると陽転思考になる
日頃から感謝できることを見つけるクセがつくと、何でも良い方向に考える習慣が身につくようになります。
何事も「ない」ところに意識が向いてしまうと、常に不足感を感じてしまい、感謝する気持ちが湧いてこなくなってしまいます。
一方で、「ある」ところに意識を向けるようにすると、足りていることや、満たされている感覚を味わえるので、自然に感謝する気持ちが芽生えやすくなります。
「今日も特に楽しいことはなかったな」と考えるよりも、「今日も無事に過ごせてありがたいな」と考える方が、自分から放たれるエネルギーが全然違ってきます。
どんなことにも感謝することを見つけられるようになると、同じ出来事でも好意的に受け止められるようになり、さまざまなことを前向きに捉えることができる陽転思考が身に付いていきます。
感謝をすると苦しくなる場合
一方で、感謝したいのはやまやまだけど、感謝をしようとするとなぜだか苦しい気持ちになったり、感謝をする感覚に無理が生じている場合は、むしろ感謝をしようとするだけで、自分のエネルギーを不要に下げてしまうことになるので注意が必要です。
そういう場合は、感謝することは先送りにして、まずは「なぜ感謝しようとすると苦しくなってしまうのか?」自分の心の叫びの声に耳を傾けてあげてください。
感謝すると苦しくなってしまう感覚を、自分の言葉で言語化することができると、なぜ苦しくなってしまうかの原因が見つかりやすくなります。
苦しくなってしまう原因がわかれば、その原因を解決していくことができます。
ですので、苦しくなる感覚を放置しないようにして、まずは自分の心に正直になって、感謝をしようとすると苦しくなる自分の心に寄り添うようにしてください。
感謝することで得られる「恩恵」
それでは、感謝することで得られる素敵な「恩恵」についてご紹介をしてまいります。
心身の健康をもたらしてくれる恩恵
感謝の気持ちというのは、前向きな意識からしか生まれません。
日頃から感謝を心がけることができると、意識的に嫉妬や不安といったネガティブな感情を遠ざけて、ネガティブな感情と距離を置く時間がそれだけ長くなります。
実際、感謝することは「うつ病」の発症率を低下させるというデータもあるようです。
感謝に意識を向けるだけで、自然とポジティブ思考の習慣が身につき、心身の健康という恩恵を得ることができます。
睡眠の質が改善する恩恵
1日の終わりに、何かや誰かに感謝を向けて就寝すると、睡眠の質が改善すると言われています。
なぜなら、感謝をする時に自然に溢れてくる感情は、とてもエネルギーの質が高いので、質の高いエネルギーが寝る前の精神状態に良い影響を及ぼすことができるようです。
特に感謝することが見つからなくても、今日も無事過ごせたことへの感謝を忘れないようにするだけでも、質の良い睡眠がとれる恩恵を得ることができます。
人間関係にもたらす恩恵
感謝の気持ちは人間関係にも恩恵をもたらします。
相手に「ありがとう」の気持ちを示すことは、人とのつながりにおいて良好な人間関係の形成に役立ちます。
感謝の気持ちを相手に伝えると、伝えられた側が嬉しくなるだけでなく、伝えた側もとても幸せな気分になることができます。
日頃から、どんなに小さなことでも感謝を伝えることで、人間関係においても良好な関係を築ける恩恵を得ることができます。
幸せが引き寄せられる恩恵
感謝の気持ちを持てる人と持てない人とでは、幸せの引き寄せ度にも差が出てきます。
いつも周りに感謝している人は、自分の置かれている状況に幸せを感じやすいです。
一方、感謝の気持ちを持てない人は、幸せを感じづらいどころか、悪いところや、欠乏や不足に目が行きがちで、粗ばかりが目につきやすくなってしまいます。
「これしかない」と思うか、「まだこんなにある」と思うかで、人生の質も大きく違ってきますので、日頃から「ない」ところではなく「ある」ところに意識を向けて感謝できる人は、幸せを引き寄せられる恩恵を得ることができます。
成功をつかみやすい恩恵
感謝の気持ちを忘れない人は幸せを引き寄せやすいだけでなく、仕事や人間関係においても成功をつかみやすいです。
幸せを感じやすい分、より人生に前向きであり、あらゆることへのモチベーションや生産性を高めていくことにつながります。
また、組織や友人関係において、身近な人からのサポートを受けやすいということも理由として挙げられます。
自分自身のやる気や能力を伸ばして、人生の生産性や成功をつかんでいくためには、周囲への感謝の気持ちを持つことが大切です。
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