どんな状況の中でも望む未来へ進むことができる

長く人生を生きていますと、望まない状況を目の前にして、どんなに頑張ったところで物事はうまく行かないことばかりで、万策が尽きて目の前が真っ暗になってしまって、全てが嫌になってしまうこともあるかもしれません。
そういう時に、ぜひ思い出して、立ち返ってみて欲しいことをこの記事にまとめてみましたので、途方もなく辛くなってしまった時にご参考にしてみてください。
万策が尽きてしまったと思う時
一見、万策が尽きてしまったように感じられて途方に暮れてしまっていたとしても、それは一時的にそういう風に見えているだけだということです。
このことを思い出すことができれば、実は「全ては順調に進んでいる」という真理を信頼できるようになります。

私たちは愛と光の存在
そして、そういう時こそ「私たちは愛と光の存在である」ということを、改めて思い出すようにしてください。
今は一時的に停滞しているように見えている局面の中にいるかもしれませんが、「私たちは愛と光の存在である」ということを思い出すことができると、ブレることなく自分らしい幸せな未来へ、再び、前向きに進むことができます。
つまり「万策が尽きてしまった」と捉えているのは、自分の中の自我(エゴ)がそういう判断をしているだけで、愛と光の視点から見れば「全ては順調に進んでいる」ということです。

主観に沿ったモノサシが真実を視る目を曇らせている
目の前に起きている状況がたとえ自分にとって望まない状況にしか思えなくても、その全ては、自分の主観に沿ったモノサシで、自分なりに判断、評価しているだけに過ぎません。
つまり、目の前の状況を、自分なりの価値判断で意味付けしているだけなのです。
このネガティブな意味付けが、真実を視る目を曇らせています。
別の見方を選択することができる
ですので、目の前に起きている事実に対して、自分がネガティブな意味付けをしていることにまずは気づいて、そしてその事実を、私たちはいつでも別の見方で捉えていくことを「自由に選択することができる」ことを思い出すようにしてください。
つまり、私たちは、自分の主観に沿ったネガティブな意味付けから意図的に自分を切り離して、私たちには「新しい捉え方を選択する力がある」ことを思い出すことができれば、ブレずに「望む未来へ自分は順調に進んでいる」という真理を信頼することができるようになってきます。

嫌なものは嫌なままでOK
ここで注意していただきたいのは、目の前に起きている自分にとって望まない状況を、無理矢理にポジティブに捉えましょうと言っているのではありません。
つまり、嫌なものは嫌なままでOKです。
むしろ、望まない出来事を目の前にして、思いきり「嫌だ」と思うことを、自分で自分にちゃんと許してあげてください。
無理矢理に自分の気持ちを抑圧して我慢をしてしまうことが、むしろ望まない未来を引き寄せてしまうことになるのでご注意ください。
自分が嫌だと思う感情を決してないがしろにせず、しっかりと自分で受けとめて、寄り添ってあげるようにしてください。

意識を向け続けてしまうと引き寄せてしまう
自分が嫌だと思うものは嫌なものは嫌なままでOKですが、嫌なことに意識を向け続けてしまうことが問題だったのです。
なぜなら、意識を向けたものにエネルギーが集中して未来の現実に現われやすくなりますので、ネガティブな側面にばかりにとらわれて意識を向け続けてしまいますと、再び自分の未来に嫌なことを引き寄せてしまうリスクが出てきてしまいます。
嫌なことを嫌だと思うのは人情ですので、そういう切ない感情は我慢せずにしっかりと感じきって完了させる必要があります。
そして、嫌な感情は自分で適切に扱ってなるべく早めにメンタルを回復させるようにして、必要以上に自分が嫌だと思っていることを忌み嫌い続けないようにする必要があります。
そうすれば、望まないことをこれ以上未来に引き寄せてしまうことを防いでいくことができます。
事実を変えることは不可能
どんなに嫌だと思うことも、それは目の前に事実として在り続けて、自分に都合よく目の前から消滅させることは不可能です。
まずは、この事実を「変えられない事実」としてしっかりと受けとめていく必要があります。
ハイアーマインドから求められていること
ですので、その事実を嫌だと思うのは自由ですし無理もないのですが、これ以上嫌なものを自分の人生に招き入れないためにも、自分の意識の矛先を、嫌だと思うところから、自分にとって「いい気分」になれるところへ、意識して移動させることを、私たちは本質(高次の自分であるハイアーマインド)から、常に求められています。
なぜならば、常に自分で自分のことを「いい気分」にさせてあげることが、まさに望む未来へ進むためのプロセスだからです。

「受容」と「許し」
望まない状況の中で、万策が尽きて途方もない気持ちになってしまう時は、まさに人生の「受容」と「許し」のテーマに直面しているタイミングです。
受容
自分にとって受け入れがたい状況を、ありのまま受容することができると、人生のステージが1つ上がります。
許し
そして、自分にとって受け入れがたい状況や人を、ありのまま許すことができると、人生のステージがさらにまた1つ上がります。
どんな状況下でも自分らしい幸せを選択する
具体的には、万策が尽きてしまったと感じる状況の中でも、それでも私たちは、自分が置かれた今ここの環境の中で、幸せを感じていい気分で過ごすことができるのです。
万策が尽きてしまったと感じる時は、自分の中で強固に抱えている信念体系に沿った執着に近い思考パターンに縛られて、身動きが取れなくなってしまっている心の状態です。
実は、万策が尽きてしまったと感じているだけで、どんな状況の中でも、目の前の状況にとらわれることなく、今この瞬間を自分らしく幸せに過ごそうと心がけることができれば、今の自分が思いもつかない奇跡を、自分次第で未来に創造することができるのです。
つまり、望まないことに心が奪われて途方に暮れてしまうところから、自分を意図的に切り離して、今の等身大の自分のままで、いかに「今」を自分らしく楽しい気分で幸せに過ごすことができるかが問われているのです。

全ては自分の幸せのために
ですので、人生のステージをワンランク上げていくためにも、今を楽しむことに最善を尽くそうという視点に立とうとしてください。
その心の姿勢が、そのまま、未来の自分の幸せに直結していきます。
このような心の姿勢で、どんな状況の中でも、今を自分らしく楽しんで、自分らしく幸せに生きようとする視点に立てた時、実は万策は尽きていると見えていただけで、真実は、まだまだ策は無限にあることに気づいていくことができます。
この記事へのコメントはありません。