分かち合いの法則

この記事では、「分かち合いの法則」について解説をしてまいりいます。
与えること
「分かち合いの法則」とは、与えることで幸せが増えていく法則です。
実は、自分らしい理想や夢を未来に実現していく時に、パワフルな威力を発揮するのが「分かち合いの法則」です。
与えることに躊躇が出てきてしまう
そうはいっても感覚的にはあまりピンとこないかもしれません。
なぜならば、自分の方から与えると、その分、自分をすり減らしてしまう感覚があるために、損をしそうな感じがしますから。
分かち合いの法則を頭では理解しても、与えることを進んでやることに対して躊躇が出てきてしまいます。
むしろ、無条件で与えることに対して躊躇をしてしまう方が、一般的な感覚であり、一般的な観念です。

真実は人の観念を超えている
ですけれども、真実は、自分の方から与えることで、分かち合いの法則に基づいて、相手以上に自分自身にとっての幸せが倍増していくのです。
自分には「与えるだけのものがある」と認識することができることで、与えられた相手にとって幸せが増えるだけでなく、自分にとっても幸せが倍増して増えていきます。
プラスのエネルギーがどんどん加算される
自分の方から与えることで、
- 私には与えるだけの豊かさがあると感じることができる
➪プラスエネルギーが加算される
- 自分が与えたことで誰かの幸せに貢献することのできた充足感を感じることができる
➪プラスエネルギーが加算される
このように、自分の方から誰かに1つ与えたことで、最低で見積もっても2倍以上ものプラスのエネルギーの豊かさを得られることになります。

相手を承認すること
与えるということは、もちろん、誰かに物質的なものを支援することだけでなく、誰かのことを褒めて、その人の素敵なところを承認することも含まれています。
誰かのことを承認することは、自分にとっても結果的に計り知れない恩恵を未来に受け取ることになります。
目の前にいる相手が、例え自分にとってあまり好感を持てない相手だとしても、相手のことを承認することで、相手の人は認められていい気分になれるだけでなく、承認した自分自身も心が満たされて、結果的に人からの承認を受け取りやすくなる、という効果があります。
このように、与えることで、自然に与えられる機会が増えていきます。
与え、与えられる機会が増えていくからこそ、与えることは「分かち合いの法則」になります。
豊かな人間関係をもたらす「分かち合いの法則」
「分かち合いの法則」に沿って目の前にいる相手に対して無条件で与えることを心がけていくことで、豊かな人間関係をもたらしていくことが期待できます。
とは言え、自分にとって好意を持てる相手に対しては、無条件で与えることができるかもしれませんが、なるべく関係を持つことを避けたくなるような苦手な人に対しても、「分かち合いの法則」に沿って与えることを私たちは求められています。

苦手な人にも与えること
苦手な人と向き合うことは、苦痛が伴いますので、なるべくならば、その人との関係性を常に最小にしたいものです。
もちろん、避けられるのであれば、苦手な人とは一定の距離を置いて、なるべく関わらないようにすることが賢明な関わり方です。
それでもどうしても避けられない場合もありますので、そういう時は、思い切ってこの機会を、自分にとって精神性を高めていく絶好のチャンスと捉えていくのです。
ピンチをチャンスと捉えなおして「分かち合いの法則」に沿って全力で相手に与え続けることを心がけると、これまでは不運でマイナスな体験にしかならなかった時間が、一気にプラスの体験へと変えていくことが期待できます。
苦手な人の言動に不快になる時
相手の言い方に、いちいちカチンと来てしまうこともあるかもしれません。
そういう時は、「こういう言い方は絶対にしたくない」「こういう物の言い方をする人が大嫌い」と自分が日頃から思っていることを、容赦なしに無神経にもガンガン言ってくる人に対して、反射的に嫌悪感が起きてしまいます。
そして、その人の言動の1つ1つが不快でならなくなってしまいます。
このような拒絶反応が起きてしまう相手に対して、無条件で与えることができるようになりますと、未来に自分が受けとれることのできる豊かさの大きさは、想像をはるかに超えるものになります。
ラッキーチャンス到来
ですので、未来に自分が受けとれる豊かさの大きさを先に感じることができれば、目の前の嫌いな人との関係性も、ラッキーチャンス到来と捉えていくことができるのではないでしょうか。
とは言え、ラッキーチャンス到来と捉えて意気込んでも、現実レベルでは、相手は自分の心の琴線に触れることを、次から次へと片っ端からしてきますので、一筋縄では行きません。
ですので、反射的に拒絶が起きてしまう相手に与えるためには、以下のステップを踏むようにすることで比較的うまく行きます。
ステップ①自分の価値判断を全て脇に置く
まず最初の心構えとして、これまでの自分が大切にしてきた信念や概念を一旦、脇に置くこと。
そうすることで、頭を空っぽにして、相手の言動を避けずに、そして自分なりの価値判断を一切入れずに、相手の言動をありのままにしておくことができます。
ステップ②相手の言動の根底には必ず「愛」が隠れている
相手の言動の根底には必ず「愛」が隠れていることを思い出すこと。
実は、とても攻撃的で、嫌味だらけで、とてもじゃないけど褒められたものではない相手の言動の根底には、とても純粋な「愛」が隠れているのです。
それがどんな愛なのかは、もちろん今の段階ではかり知ることはできませんが、相手も自分と同じ血の通った人間である以上、愛と光の存在であり、愛によって成り立っている人だという事実に変わりはないのです。
この真理を踏まえて、全力で相手の中には「愛」があることを思い出すようにして、そして表面には見えていない「得体の知れない愛」に意識を向けて、そこを認めて、承認をしてあげて、相手に寄り添ってあげようとしてみてください。
相手の言葉は、とても嫌味な言い方かもしれませんが、相手が何を言いたいのかを、嫌味な言い方を差し引いて、相手の言いたいことを汲んであげようとしてみてください。
嫌な部分には意識を向けないようにすることで、嫌な部分はどんどん無力化していきます。
そして、どんなに嫌な相手であっても、その相手の中に少しでも良い部分を探す努力をして、相手の良い部分を認めてあげて、それを褒めてあげるのです。
相手は、あなたに承認されたことで、とてもいい気分になり、次第に、あなたに好意を持つようになります。
自分よりも優れているものを多く持っている人に与えること
次に、相手が自分より優れていて、与えなくてもすでに多くの豊かさを持っている人に対して、与えることに躊躇が出てくる場合もあるかもしれません。
その人は、自分にないものをたくさん持っているので、与えようとすると苦しくなってしまうかもしれません。
なぜならば、自分の方が劣っているということに無意識にもフォーカスをしてしまっているために、とてもみじめな気持ちになってしまうのです。
さらには、その相手に対して、ひそかに悔しさと恨みを感じてしまい、そのような感情を抱いてしまうことに対して罪悪感を感じてしまいがちです。
ラッキーチャンス到来
そしてこれも、自分にとって精神性を高めていく絶好のチャンスと捉えて、「分かち合いの法則」に沿って全力で相手に与え続けることを心がけると、これまでは悔しさとみじめさしか感じられなかった時間が、一気にプラスの体験へと変えていくことが期待できます。
自分に正直になって相手を承認する
たとえば、自分より優れているものを持っている相手に対して、自分の方から心を開いて「素晴らしいね。羨ましいよ。」と正直な思いを伝えて相手を承認するのです。
そうすると、自分が羨ましいと思っている正直な気持ちにも自分でちゃんと寄り添うことができた上で相手を承認することができた時、何ともいえない達成感や、心の充足感を感じられるようになって、心がポカポカと温かくなる感覚があります。
心を開いていく
そして、心を開いて相手を承認することで、相手からは好意を持たれるようになります。
羨ましいと思う一方で相手の良さを認められたことで、自分のハートチャクラがどんどん開かれていきます。
ハートチャクラが開かれていくことで、自分自身もどんどん同じもの(承認や豊かさ)を受け取っていくことができるようになります。

分かち合いの法則の原理原則
このように、心を開いて、自分の正直な気持ちにも自分で寄り添いつつ、相手の素晴らしいところを承認していくことで、与えることでお互いに幸せが増えていくのが「分かち合いの法則」の原理原則になります。
ですので、苦手な人に対して、あるいは、自分よりも多くのものを持っているように見える人達に対して、自分の方から承認を与えて、心を開いていくことによって、他の誰でもない自分自身が多くのギフトを受け取りやすくなり、未来にミラクルを引き寄せていくことが期待できます。
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