自分の思考の枠を広げる
この記事では、これまで自分で無意識にも制限をかけてきた思考の枠を、自然に無理なく広げていくためのノウハウとワークをご紹介しています。
本当の望みを実現するために
これまでは、自分には無理だと反射的に思い込んできたことや、心のどこかで「いいな」と思いつつもなかなか行動に移せなかったことを、現実レベルで可能にしていけたら素敵だと思いませんか?
そのためには、自分で無意識にも作り上げてしまっている自分の思考の「枠」を意識して外そうと心がけて行くことができれば、少しずつその「枠」を超えて行くことが期待できます。
これまで、自分には縁がないと思ってきたことも、その「枠」を外すだけで、無意識に自分に制限をかけていたことが緩み、「自分にも可能かもしれない」という前向きな気持ちを持てるようになります。
自分の思考の枠を広げるために
自分の思考の枠を広げるための書き出しワークをご紹介します。
①無理だと思ってしまう理由を書き出す
「こうなったら素敵だな」と思い描く中で、反射的に自分には無理だと感じてしまう理由を全て書き出してみてください。
例えば、
- 能力的に無理
- 私のことを馬鹿にする人がいるかもしれない
- 笑われたくない
- 資金がない
- 現実的じゃない
おそらく、このような理由がいくつも内側からこみ上がってくるかもしれません。
自分の気持ちに正直になって、思いつく限り漏れなく書き出してみてください。
②自分の思いに寄り添う
まずは、自分の心の声を受け止めていきます。
書き出した言葉の中には、長い間切なく抱えてきた苦しい感情が含まれているはずです。
それら一つ一つの感情を、ありのまま受けとめ、心を抱きしめるように寄り添ってあげてください。
③理想が叶うプロセスや叶わない理由は考えなくていい
②で、自分の中で抱えている切ない思いを書き出した後に、理想が叶うプロセスや叶わない理由は考えなくていいことを思い出すようにしてください。
実は、理想が叶うプロセスや、理想が叶わない理由にばかり意識を向けてネガティブな思考を巡らせる行為そのものが、自分の思考を狭め、無限にある可能性を自分で阻んでしまう原因です。
ですので、まずは自分の中で抱えている切ない思いをちゃんと受け止めてから、理想が叶うプロセスや叶わない理由を考える必要はないことを自分に思い出させてあげてください。
ワークの解説
このワークに取り組むことで、これまで「自分には無理」と思ってきた自分の切ない思いに寄り添うことができます。
自分の切ない思いを否定せずに、共感的な理解を示して寄り添っていくことで、長い間抱えてきた苦しい感情を癒していくことができます。
ネガティブな感情を癒すことで、少しずつ理想が叶うことに対する「思考のブレーキ」を無理なく緩めることができます。
自分の切ない思いに寄り添うだけでも、少しずつ「無理ではないかもしれない」という気持ちへ自然に変化させることが期待できます。
自分の思考の枠は自分の思考のクセ
私たちは無意識に自分で思考の枠を刷り込んでしまいます。
つまり、思考の枠は自分の思考のクセです。
そして、その思考のクセが無意識に自分の人生に制限をかけ、「私にはどうせ無理」と自分に信じ込ませているのです。
しかし、それが悪いわけではありません。
過去に経験した辛い体験を通じて、思考の枠を無意識に自分に刷り込んでしまった可能性があるので、それ相応のやむを得ない事情があるのです。
ですから、自分を責める必要はありません。
思考のクセを無理なく緩めるために
もちろん、好んで自分の思考のクセを持つようになったのではなく、自分の思考に枠を無意識にも刷り込んでしまった経緯があるので、まずは自分の中で抱えている切ない思いに耳を傾けて、自分に言いたいことを言わせてあげて、心に溜め込んできた切ない思いに寄り添ってあげてください。
そして、共感的理解を示した上で、理想が叶うプロセスや叶わない理由は考えなくていいことを自分に思い出させあげてください。
そうすれば、これまでの思考の枠を自然に無理なく広げていくことができるようになります。
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