たましいのアセンションを加速させる方法
宇宙法則(スピリチュアルな視点)に基づいて、たましいレベルの次元上昇(アセンション)につながる方法について解説をしています。
私たちは、日々の生活の中で、大なり小なりストレスを抱えています。
この記事が、自分のストレスと上手に付き合いながら、たましいレベルでのアセンション(進化向上)を進ませて、自分らしい最高に幸せな人生を楽しめる自分へ、シフトさせていくヒントにつながりましたら幸いです。
許しのプロセスを進ませるためのワークをご紹介しています。
たましいの成長
たましいのアセンションとは、簡単に言えば、精神的な成長のことです。
スピリチュアル的に言えば、
✓覚醒する(目覚める)
✓人生を悟る
という感じになります。
つまり、私たちは、自分の「たましい」の成長を遂げるために、この地球に生まれてきていると、スピリチュアルでは捉えていきます。
とは言え、このような言い方をすると、たましいの成長を遂げるためには、厳しい修行や試練などが必要になってくるのではないか?と考える人も多いかもしれません。
これも、人によっての捉え方や、解釈の仕方が違うだけで、もちろん厳しい修行や試練のように捉えることもできます。
人生を楽しむために生まれてきている
一方で、私たちは幸せになるためにこの地球に生まれてきて、宇宙の叡智(えいち)を人生に賢く取り入れて、より幸せで、より豊かな人生を楽しみ尽くすことができる、というふうに捉えることもできます。
夢現実創造
未来に叶えたい理想や夢をリアルに叶えていくためには、理想や夢を実現していくプロセスの中でたましいレベルで成長することができれば、夢現実創造が可能になっていきます。
ですので、たましいレベルでの成長を目指すことは、未来の幸せに直結していると言えます。
全ての人を許す
全ての人を許すとは、今まで許せなかった人も含めて、全員を許すことです。
これは、人によっては、とてもハードルの高いことだと考えられます。
長い人生の中で、確執を抱えている人も、少なからずいると考えられます。
誰にとっても難しいことではありますが、これを可能にしていくことができれば、生きることがとても楽になりますし、人生を、より幸せに、より豊かに切り開いていくことが可能になります。
自分以外の全ての人は自分と違う価値観を持っている
この地球に存在している全ての人は、全員、自分とは全く違う価値観を持った人間です。
このスピリチュアルな真理をたましいレベルから理解していくことができますと、全ての人を許せる自分へシフトすることを可能にしてくれます。
無意識下でレッテルを貼る
これはどういうことかと言いますと、
私たちは、誰でも物事に対して、「善」と「悪」、そして、「好き」「嫌い」のレッテルを無意識にも貼っています。
そして、この「善」「悪」、そして「好き」「嫌い」は、全て個人の価値観に沿っていて、例え一人ひとりの「善」「悪」や「好き」「嫌い」が全く違っていたり、対局であっても、どれもその人の「正解」です。
自分の価値観と合わない人が判断、評価、分析することを、「それは間違っている」と指摘することは、それもまた、その人の価値観に沿った判断・評価・分析です。
全てオールOK
そして、私たちが、この地球に生まれてくる時に、「どんな価値観を持ってもOK」という自由な権利を誰もが与えられてきていいます。
もちろん、倫理的な行為から大きく外れることをしてしまいますと、この地球では「法律」で罰せられますが、宇宙の絶対的な真理においては、それも、その人が選んだ人生と捉えていきます。
例えば、
「人を騙したり、裏切る行為」について、ABCの3通りの価値観があるとします。
価値観A
「人を騙したり、裏切る行為」は、絶対に「悪」という価値観
価値観B
「人を騙したり、裏切る行為」は、「悪ではない」という価値観
価値観C
「人を騙したり、裏切る行為」は、時と場合によって「悪」にもなるし「悪ではない時もある」という柔軟な考えに基づいた価値観
価値観Aの人が、人に騙されて、裏切られてしまいますと、価値観Aの人は、とても傷ついて、裏切られてしまったことがトラウマになってしまう可能性さえあります。
一方で、価値観Bの人が、人に騙されて裏切られても、価値観Bの人にとっては「悪ではない」ので、大して傷つきません。
価値観Cの人も、どちらの価値観も柔軟に持ち合わせているので、多少は傷ついたり、動揺したりするかかもしれませんが、価値観Cの人よりは、深刻に捉えずに、心の回復が早いと考えられます。
この中で、注目するべきことは、「事実は1つ」だということ。
揺るぎない事実は、
✓「騙されて裏切られる行為があった」ということ。
そして、次に展開する人生は、それぞれのタイプの価値観によって変わってくることが予想されます。
価値観Aの人は、騙されて裏切られた事実を受け止めきれずに、ずっと許せないまま生き続けてしまうかもしれません。
その後の人生も、心に抱えた深い傷が癒えないまま、トラウマとして残ってしまうかもしれません。
価値観Bの人は、自分も人のことを騙したり、裏切ったりすることもある人なので、特に何の変化もないと考えられます。
価値観Cの人は、人のことを騙したり裏切ったりすることに対して好ましくは思っていませんが、人のことを騙したり裏切ったりする人が世の中には絶対数いることを知っているので、今回は運が悪かったと捉えて、後々まで引きずることなく、人生を進める可能性があります。
ここでご留意いただきたいのは、全てのタイプの人生を、私たちは、自由に選べるということです。
そして、私たちは、自分なりの価値観を持っていますので、無意識も、自分にとっての「普通」を、人に強いていることがあります。
ですので、
価値観Aの人は、近くに自分の価値観と対局の価値観を持っている価値観Bの人に対して、とても反発心が湧き、自分の意に沿うように価値観Bの人を説得しようとしたり、価値観Bの人の性格を根本的に直そうとしていまうことがあります。
そして、価値観Bの人からしてみれば、価値観Aの人からそんな風に圧力をかけられてしまいますと、たまったもんではありません。
価値観Bの人は、価値観Aの人がどんなに頑張ってみても、価値観Bのたましいレベルから刻まれている性格を、価値観Aの人の価値観に沿った性格に変えることは、価値観Aの人が価値観Bの人の価値観を一生受け入れることができないのと同じように、不可能なのです。
価値観のモノサシ
つまり、人生において全く違う価値観のモノサシを持っていることを許すことができない限り、人生は生き辛いままになってしまいます。
私たちは、全く違う価値観を持っているということを許すことができれば、たましいレベルで成長することができます。
苦しみが生まれる原因
苦しみが生まれる原因は、自分の価値観で人が動いてくれないからです。
この苦しみの原因から解放されるためには、私たち人間は、全員、違う価値観のモノサシを持っていることを理解していくことで、この知識(宇宙の理)が、私たちの心を軽くしてくれます。
人の愛し方
人の愛し方も、それぞれの価値観のモノサシに沿ってかなり違ってきます。
例えば、距離を置くことが最高の愛し方だと思っているAさんがいるとします。
Aさんは、愛する人の成長を見守りたいと思っていて、大切な人とは愛情をもって距離を置くべきだという価値観を持っています。
一方で、いつも傍で世話をしたり、構ってあげることが最高の愛し方だと思っているBさんがいるとします。
Bさんは、大切な人だと思っているならば、世話を焼くことは当たり前だし、日頃から気にかけてあげて構ってあげるべきだという価値観を持っています。
ですので、Bさんは、大好きな人の世話を焼いたり、何かと気に掛けることで愛を表現します。
そして、世話を焼いてくれる人や、構ってくれる人から愛を感じて、自分は愛されている感覚を持ちます。
一方で、Aさんは、人の世話を焼いたり、構ってあげることで、愛情の表現をする価値観のモノサシを持っていませんので、Bさんからしたら、Aさんはとても冷たい人のように感じて、物足りなさを感じるかもしれません。
そして、Aさんからしたら、Bさんはちょっとうざい存在に感じてしまうかもしれません。
これは、どちらが良い悪いではなく、ただ価値感が違うという事実が存在しているだけなのです。
ですので、お互いの価値観を尊重し合いながら、自分との違いを許すことができれば、そこに苦しみや確執は生まれにくくなっていきます。
光の存在
宇宙さんは、私たちに、このような真理にたどり着くことを求めているのかもしれません。
とは言え、全ての人が光の存在であり、何にも縛られない自由な人生を送る権利がありますので、強制はされていないと考えられます。
ですので、
親であっても、
愛するパートナーであっても、
自分の子どもであっても、
自分以外の他者は、自分とは全く違う価値観を持っていて、
自分と同じように、自分の価値観(信念体系)に沿って、今の人生を自由に選択しながら生きることが許されている存在です。
価値観はその人の思い込み
ですので、人生にストレスを多く抱えていて、人生が生き辛いことの最大の原因は、自分の中でとても大切にしている価値観が満たされなかったためです。
自分以外の他者を動かしたり、コントロールすることで自分の価値観を満たそうとしてきたからこそ、人生にストレスが生まれていたことに気づくことができれば、これまで無駄に入ってしまっていた力を緩めていくことがうまくできるようになります。
そして、「自分の価値観は自分で満たしていく」ということに、気づけるようになります。
自分と相手は違うことを尊重する
✓相手の価値観を尊重する
✓相手の自由意志を認める
この視点を持てるようになれますと、人生は大きく好転していきます。
例えば、
- 友人から無視されたり、裏切られたことに対して、
- 身近な人が犯罪レベルで悪いことを侵しているのを目撃してしまったことに対して、
これまでは、
✓激怒していた、
✓絶対に許せなかったことも、
価値観Cの人のような捉え方ができるようになっていきます。
相手には、相手の事情や価値観のモノサシがありますから、「まぁ、そんなこともあるさ。」とさほど深刻に受け止めずに流せるようになります。
どんな悲惨な状況があっても、どんなに犯罪レベルの悪があっても、この地球では、宇宙から自由な権利が与えられていますから、何でも起こり得る訳です。
どんな価値観を選ぶのも自由
そして、「やっぱり許せない」という思いの方が勝って許さないことを選択することも自由です。
目の前の状況に一喜一憂して、いつまでも悶々とすることも、自由なのです。
そして同時に、目の前の状況がどんな悲惨な状況であっても、それを前向きにとらえて、引き続き、自分の人生に集中する選択肢も自由にある訳です。
目の前の状況を、「ま、いいか」と意図的に流して、その悲惨な状況の中からも、自分なりの前向きな捉え方で見つめなおしていくことができますと、たましいレベルで成長していくことができます。
自分が一番、楽になれる(例外あり)
実は、目の前の状況を、自分なりに前向きに捉えて、そして、相手の価値観(たとえそれが故意による悪行であっても)の自由を尊重するだけで、他の誰でもない、自分自身の気持ちが楽になっていけます。
とは言え、心に深い傷を抱えている中で、傷つけた人を許しなさい、マリア様のように悪者を赦しなさいと言っているのではありませんので、ご注意ください。
すでに抱えている心の傷は、癒しのプロセスを進ませる必要があります。
そしてまた、自分を攻撃をしてくる人に対して、それは相手の自由とか言っている場合ではありませんので、そういう時はちゃんと自分で自分を守る対処をする必要があります。
許せる心の境地
全ての人を許すとは、その真理が腑に落ちることです。
つまり、この真理が腑に落ちれば、自然に「許せる心の境地」に行くことができます。
ですので、まだ腑に落とすことができない間は、許せる境地に行けない筈ですので、許せないと思っている時に、無理矢理に許そうとしてしまいますと、そこには苦しみしかありません。
許せないと思う時
そういう場合は、一度、自分の中の苦しみを全部外に吐き出していく必要があります。
何が許せないのか?
許せないと思う時は、自分は何を許せないと思っているのかを、まずは明確にする必要があります。
- 何が悲しかったのか。
- 何が一番傷ついたのか。
- 何が一番嫌だと思っているのか。
自分が許せない「事象」が見つかる
自分が一体何に対して許せないと感じているのかが見つかって、その思いを自分で認めることができると、少しずつ許せる心の境地へ行けます。
それを可能にしてくれるのが、自分の「切ない思い」を全て吐き出すことです。
内側で抱えている「切ない思い」を外に出し切る
自分が一体何に対して許せないと感じているのか、その思いを一旦、全て外に出し切るまで、吐き出す必要があります。
切ない思いを内側に溜め込んだままでは、物事を冷静に考えることができないのです。
一方で、全てを外に吐き出しきってしまいますと、案外スッキリすることができます。
そして、これまで許すことができなかったことが嘘のように、自然に許せる「心の余裕」が生まれます。
つまり、許せる「心の余裕」が生まれることで、自然に「全てを許す」という真理を、自分の人生に取り入れることができるようになります。
ですので、内側で溜め込んでしまっているものを吐き出さない限り、ずっとモヤモヤして、許せない気持ちのまま、自分の心に負荷をかけ続けてしまいます。
吐き出すことに抵抗がある時
とは言え、自分の切ない思いを、ノートや紙に書き出すことさえ、強い抵抗感が出てきて躊躇してしまう人もいるかもしれません。
例えば、許せない相手が、自分に被害をもたらした加害者であったり、人によっては親、兄弟だったりします。
これは、思い出したくもない相手だからこそ、思い出すだけで自分の気分が悪くなってしまうためです。
つまり、思い出すだけでメンタルがダウンしてしまうような存在に対して、許したり、過去にされたことを受容するなんて、とんでもないと思ってしまうからです。
そういう時は、相手のことを不要に思い出すことを避けて、相手によって自分にもたらされた不快な事実だけを、まずは淡々と書き出してみるようにしてください。
そして、書き出した内容の中で、
- 何が悲しかったのか。
- 何が一番傷ついたのか。
- 何が一番嫌だと思っているのか。
などを明確にして、自分が許せない「事象」を自分の言葉で言語化させて吐き出すようにしてください。
思い出したくもない相手のことを鮮明に思い出す必要はないので、相手によって自分がどんな被害を受けて、どんな迷惑が降りかかて、どれだけ嫌だったのかを、明確に言語化させるようにしてみてください。
ネガティブな思いの吐き出し方
吐き出す方法でおすすめは以下の2つです。
✓実際に言葉にして言ってみる
✓紙に思いのたけを書き出してみる
吐き出す時は、かなりネガティブな言葉が出てくると思われます。
✓ふざけんな
✓絶対に許さない!!
など、出てくるままに、一旦、外の全て吐き出すようにしてください。
自分の本音を一時的に吐き出しているだけですので、自分の波動エネルギーは下がりませんのでご安心ください。
これは、むしろ、自分の潜在意識をきれにお掃除をする、つまり、デトックスするためですので、むしろ積極的に、どんどん、内側で溜め込んできたネガティブを吐き出してしまってください。
- 言いたくても言えなかった事
- 自分の相手に対する気持ちを全て
その人に対して今自分がどんな気持ちでいるのかを全部出してしまってください。
罵詈雑言も全然OKです。
涙が出てくる事もありますが、気がすむまでやってください。
悲しみが深いと涙が出てくると思います。
気が済むまでやること。
何時間やってもいいですし、長い時間かかってもいいのです。
長い時間、自分の中で溜めてきてしまったものは、吐き出すにも少し時間がかかるかもしれません。
そうやって、少しずつでいいので、吐き出すようにすると、すっきりします。
ポイントは、全部、吐き出して、すっきりすることです。
言いたい事を全部言ってみること。
汚い言葉も気にしないで吐き出してしまうことです。
全部吐き出して、初めて冷静に物事を考えることができるようになります。
そこからようやく、自分の意識がニュートラルな状態に戻ってきます。
全てを許すプロセスがアセンションにつながる
全ての人を許すためのプロセスは、まずは、自分の心のデトックスです。そして、心のデトックスが進むと、自然に無理なく「受容」と「許し」の境地へ進めるようになります。
このプロセスが、精神的な成長、つまりたましいのアセンションにつながります。
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