落ち込んだ気分をどうしても回復させられない時

この記事では、ひどく落ち込んでしまった時に、気持ちを回復へ向かわせて、内面で抱えている原因に気づいて行くためのワークや方法をご紹介しています。幸せ体質へシフトするためにご活用ください。
ネガティブな感情から抜け出せない
ネガティブな感情とは、怒り、悲しみ、不安などの怖れなどの感情が代表的ですが、個人が抱えている事情は千差万別でしょう。
いずれにせよ、気分がどうしようもなく塞ぎ込んでしまい、どうにも気持ちが回復できない状態に陥ってしまうことは、誰でも起き得ることです。
そして、定期的に、気分が塞ぎ込みやすいと思う人は、心の深いところで、常に何か心配事や不安、怖れを抱えている可能性があります。
密かに内側で抱えているネガティブな感情が、あまりにも辛いので、普段は意識して忘れようとしているのかもしれませんし、意図的に考えることを避けていることもあるかもしれません。
ですが、何らかのきっかけで、それらが一旦、脳裏に思い出されてしまうと、一気に気分が落ちてしまいます。そして、一度落ち込んでしまうと、なかなか回復できなくなるのです。
ネガティブな感情と向き合う
ちょっと酷な言い方かもしれませんが、自分の内側で抱えているネガティブな感情は、意図的に忘れようとしたり、避けていても、しばらくの間は忘れらるれかもしれませんし、気分も一時的に回復するかもしれませんが、内側で抱え続けている限り、同じような気分の浮き沈みを繰り返すばかりで、事態が好転することは残念ながらありません。
少しでも自分のたましいに沿った幸せな生き方へシフトして行くためには、内側で抱えている根本的な問題と少しずつ向き合う必要があります。
とは言え、そんなに大それたイメージを持ったり、一大決心をするようなことではありませんので、ご安心ください。
無理なく今できることから始める
長い間、自分の内側で抱えているネガティブな感情を、一気に解決しようとすると、途方もない感覚になってしまうかもしれませんが、自分にとって1ミリずつでも最善な幸せに向かうために、日々、一歩一歩、自分のために今日できることから取り組んで大切に進んでみようと捉えてみてはいかがでしょうか。
自分の幸せに向かって、一歩、一歩、今できることを、ステップを踏みながら進むことで、少しずつ苦しい感情から抜け出して行くことができます。
とは言え、何も手につかない程に辛い時もありますから、例えほんの1ミリのステップでも無理だと思うこともありますね。
そういう状態の時でも、いつまでも気分が落ちたままで自分を過ごさせないように、自分の心が沈んでいることに気づいて、ただ寄り添ってあげるだけでも、自分のために「大切に今を生きる」ことにつながります。

とことん落ち込む
そのために、一度、気の済むまでとことん落ち込んでしまうということも1つの方法だと思います。
底まで落ちたら、あとは上に浮上するだけなので、気の済むまで落ち込むことも、案外スッキリするものです。
但し、『最終的には自分の気分を立て直すため』という明確な目的を持って、落ち込むことが大切です。
気分を立て直すためのワーク
それでは、気分を立て直すためのワークを1つご紹介いたします。
1.今の最悪な気分を紙に書き出す。
箇条書きに、ネガティブな感情を、淡々と書き出してみてください。
2.何がきっかけで、気分が落ちてしまったのかも思い出して書き出す。
例えば、
SNSでいつも「いいね」をしてくれる人がここ最近なぜか「いいね」をしてくれない。
⇒こんなことは誰にでもよくあることで、いちいち気にする必要はないと自分に言い聞かせつつも、いつまでも残念に思ってしまっている自分に気づく。
〇〇さんの何気ない一言や態度が、いつまでも頭から離れない。
⇒実はその一言や態度に、自分がものすごく傷ついていたことに気づく。
親しい友人の活躍している様子を垣間見て以来、心が揺れている。
⇒友人の成功を素直に喜んであげられず、嫉妬に苦しんでいる自分に気づく。
など、自分がひどく落ち込むに至ったきっかけが、何かしらある筈です。
それらに気づくことで、自分の中で抱えている思考パターンのクセにも、少しずつ自分で気づいて行くことが可能です。

気づくこと
自分が抱えているネガティブな思考パターンに気づくことで、これまでは漠然と気分が落ちてしまっていた時と比べて、自分が落ち込むパターンを把握できることができますので、同じようなパターンに陥るのを防いだり、回避する方法を見つけることも可能になりますので、自分で自分の心を守ることにもつながります。
どんなネガティブな感情を、今の自分が抱えているのか、自分の本心に気づいて、そして落ち込んでしまった原因や、きっかけにも気づいて行くことができますと、少しホッとできるのではないでしょうか。
このように自分自身の気持ち(本心)と、しっかりと向き合うことができました後は、気持ちを立て直したり、切り替えることは、向き合うことをしなかった頃と比べると、いくらかやり易くなると考えられます。
そして、ある程度、自分の気持ちと向き合うことができましたら、次にすると良いことは、自分の気分を少しでも良くできるようなことを自分のために丁寧にすることです。
例えば、
- 好きなお笑い番組やYouTube動画を見てほっこりした気分になる
- お風呂にゆっくり入る
- 美味しいものを食べる
- コーヒーや紅茶を飲む
などなどです。
自分の気分を少しでもほっこりと温かい気持ちになれるところまで、自分の気持ちを意図的に移動させようとしてみてください。
このような心がけの積み重ねが、自然と無理なく、自分を幸せ体質へとシフトさせることにつながりますので、よろしければ、無理なくできるところから、試してみてください。

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