美肌を健やかに保つために

スピリチュアルな観点から自分らしい美しさと健康を整えて行きながら、体質へシフトして行くための方法をご紹介しています。
この記事を読むと、本来の美しさを取り戻し、自然に健全な心の状態を保つためのヒントが得られます。
活性酸素を防ぐ抗酸化物質
お肌の大敵とされている活性酸素は、本来は体にとって良い役目をしてくれるものです。
人は、呼吸により酸素を体内に取り入れ、そして、食べたものを燃焼させ、その一部が「活性酸素」となり、外部から侵入するウィルスや細菌を排除しています。
このように、本来は良い働きをする筈の「活性酸素」ですが、必要以上に発生すると、体内の正常な細胞を攻撃するようになってしまうようです。
なぜ必要以上に発生するかというと、その原因は、
- 身体を酸化させてしまう食物の食べすぎ(脂質のとり過ぎ)
- 過度のアルコール摂取
- 喫煙
- 過度のストレス
- 睡眠不足
誰にとっても、頻繁に起こりうる原因ばかりです。
このため「活性酸素」は、肌のシミやシワなどの老化の原因につながる嫌われ物になってしまいました。
活性酸素は美肌の敵
「活性酸素」は、コラーゲンやエラスチンなどの美肌の弾力に必要不可欠な物質を酸化させてしまいます。
そして皮膚は弾力性を失いシワが発生してしまいます。
これらを防ぐために活躍するのが、酸化に抵抗する「抗酸化物質」です。
「抗酸化物質」とは、酸化されやすい物質のことで、活性酸素などによって私たちの体が酸化されるよりも優先的に酸化してくれます。
そのため、抗酸化物質自身が酸化されることで、体を酸化から防御してくれます。
ですので、抗酸化物質によって、私たちの細胞は無傷でいられます。
代表的な抗酸化物質
ビタミンA
レチノールやカロテンなど体内でビタミンAとして働く物質の総称です。緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは抗酸化力が強いです。β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変わります。β-カロテンは生では吸収されにくいので、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
植物性油脂、ナッツ類、かぼちゃに多く含まれています。ビタミンCと一緒の摂取することで相乗効果があります。
ビタミンC
ビタミンCは食品からの摂取では吸収率は良いですが、一度に大量に摂取しても余った分は尿から排泄されてしまいます。また体内では作られないので、毎日摂取が必要です。抗酸化力が非常に強く、活性酸素から細胞や組織を守ります。
レモン、グレープフルーツなどの柑橘類、いちご、キウイ、アセロラなどの果物や、野菜はピーマン、ブロッコリー、ゴーヤ、キャベツなど多く含まれています。。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用が強く、細胞膜のリン脂質の酸化を防ぎ、リン脂質が酸化してできる過酸化脂質の発生を抑えてくれます。過酸化脂質は細胞を傷つけて老化させ、さまざまな病気を引き起こします。
緑茶、ひまわり油、アーモンド、とうがらし、小麦胚芽、お魚などに多く含まれています。。
コエンザイムQ
ビタミンと同様の働きをして、ビタミンを助ける成分です。強い抗酸化力があり、アンチエイジングに役立ちます。
アボカド、いわし、サバ、牛肉、豚肉に多く含まれます。
フラボノイド系ポリフェノール
フラボノイドとは、植物に存在する水溶性の色素、苦味、辛味成分でありポリフェノールのひとつです。
赤ワイン、大豆、玉ねぎ、緑茶、紅茶、ごま、クルクミン、ウコンなどに多く含まれています。

代表的な抗酸化食品
緑黄色野菜
ホウレンソウ、パセリ、ニンジン、カボチャなど
果物
アボカド、キウイ、レモン、イチゴ、グレープフルーツなど
種実類
ゴマ、アーモンド、ピーナッツ、ヒマワリの種など
豆類
大豆、黒豆、インゲン豆など
嗜好飲料
緑茶、紅茶、ココア、ウーロン茶など
ハーブ・スパイス
ローズマリー、セージ、バジル、トウガラシなど
穀類
玄米、オートミール、胚芽米など
大豆発酵食品
みそ、しょうゆ、納豆など
活性酸素を撃退する抗酸化物質としてビタミンEが特に有名ですが、実は、ビタミンEはコエンザイムQ10がないと抗酸化力が発揮できないようです。
それどころか、ビタミンEだけを摂りすぎると逆に酸化を促進してしまうこともあるようですので、摂りすぎには注意したいものですね。

セージ
ハーブの中でも、特におススメが、セージです。
セージは、不老長寿のハーブと言われ、様々な抗酸化作用を持つ成分を含んでいます。
また、その強い香りから気分を高めてくれる成分を含むこともセージならではの特徴です。
セージに含まれる代表的な成分は以下の通りです。
抗酸化作用として、クロロゲン酸、カルノシン酸、フラボノイド、サポニン、カルノソールなど。
気分を高める成分として、ツジョン、シネオール、ボルネオールなど。
ホルモンバランス調整や、ストレス緩和成分として、エストロゲン、タンニンなど。
セージは、細胞の老化を遅れさせることができ、いつまでも若々しい美肌を目指すために、欠かせないアイテムだと言えますね。
また、セージや、強い浄化作用があるので、お部屋の気の浄化や、クリスタルストーンの浄化のための活用も有名で、スピリチュアルな側面でも、とても有効なハーブです。

スピリチュアルな観点から
肌荒れの原因を、スピリチュアルな観点から捉えますと、肌荒れを起こす原因の1つとしては、苛立ちや、怒り、自己否定、あるいは、他者や環境を批判する意識に長くフォーカスしていると、肌荒れのトラブルを起こしやすくなると考えられます。
その他では、強い喪失感や、戸惑いも、肌の老化を加速させてしまう原因となってしまいます。
これらを防ぐためには、なるべくネガティブな感情を抱えたまま、長時間過ごさないように心がけることが、とても大切です。
少しでも気分を回復させるために、ほっと一息リラックスできるようなツールを日頃から持っているといいかもしれませんね。

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