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そうやって気持ちを飲み込みながら、日々を過ごしてきた人ほど、ある日ふと、抑えきれない怒りに戸惑うことがあるかもしれません。

どうして、あんな言い方をしてしまったのだろう。
本当は怒りたくなかったのに。

そんなふうに、自分を責めてしまうこともあるのではないでしょうか。

怒りは、とても強い感情です。
だからこそ、うまく扱えないと感じるのも無理はありません。

けれど怒りは、あなたを困らせるためだけに生まれてくるものではなく、何かを伝えようとしているのかもしれません。

この記事では、怒りを抑え込む方法ではなく、怒りをきっかけに、自分の内側を静かに見つめる視点をお伝えします。

怒りの奥にあるもの

怒りは突然生まれるように感じられますが、その奥には別の感情が重なっていることがあります。

悲しみ。
寂しさ。
悔しさ。
不安。

どれもやわらかく、傷つきやすい感情です。

だから私たちは、その部分を守るように怒りを前に出しているのかもしれません。
怒りが湧いたとき、少しだけ立ち止まれそうなら、こんな問いを向けてみてください。

私は本当はどう感じていたのだろう。
何をわかってほしかったのだろう。
何を守ろうとしていたのだろう。

すぐに答えが出なくてもかまいません。
問いを持つだけでも、心の動きは少しずつ変わっていきます。

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怒りが教えてくれること

怒りは、自分の大切にしている価値観や尊厳が揺れたときに生まれることがあります。
それは悪いことではなく、自分にとって何が大切なのかを教えてくれる感情でもあります。

ただ、怒りの勢いのまま相手を動かそうとすると、あとで自分の心が疲れてしまうこともあります。
強く出れば通る、という経験を重ねるうちに、それが無意識の選択になっていることもあるかもしれません。

けれどその方法が、本当に自分の望んでいる関係の築き方なのかどうか。
ときどき、静かに問い直してみることで、自分の内側に新しい気づきが生まれることもあるかもしれません。

怒りは二次感情

心理学では、怒りは二次感情と説明されることがあります。
その前に、やわらかい一次感情があるという考え方です。

難しく理解しようとしなくても大丈夫です。

あの人が悪いと感じる日もあれば、どうしてわかってくれないのだろうと思う日もあります。
それは、とても自然な心の動きです。

もし少し余裕があるときに、私の中では何が起きているのだろうと、自分のほうにも目を向けられたなら。
それだけで、感情に飲み込まれにくい土台がゆっくり育っていきます。

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6秒のあいだにできること

怒りが湧いてから理性が働くまでに、ほんのわずかな時間があるといわれています。

その短いあいだに、

  • 私は何が嫌だったのか。
  • 本当はどうしてほしかったのか。
  • 私は何を守ろうとしているのか。

心の中で、そっと確かめてみます。

怒りを無理に止めるのではなく、怒りの奥へ意識を向けてみる。
それだけでも、感情の波は少しやわらいでいきます。

書き出すという選択

どうしても気持ちが整理できないときは、怒りをそのまま紙に書き出してみるのもひとつの方法です。

きれいな言葉でなくてかまいません。
誰かに見せる必要もありません。

外に出してみることで、自分でも気づいていなかった本音が見えてくることがあります。

伝え方を変えてみる

怒りが少し落ち着いたあと、もし相手に伝えるとしたら、
「あなたが悪い」ではなく、
「私は悲しかった」
「私は不安になった」
そんなふうに、自分の気持ちを主語にしてみる方法もあります。

強さで押すのではなく、ただ自分の気持ちを差し出してみる。
それは簡単ではありませんが、関係の空気をやわらかくすることがあります。

怒りを整えるということ

怒りを整えるとは、怒らなくなることではありません。

自分の内側で起きていることに、少しずつ気づいていくこと。
弱さや寂しさを否定せず、そんなふうに感じていたのだと認めていくこと。

もし今、怒りに苦しんでいるのなら、それはあなたが何かを大切にしているからかもしれません。

すぐに変わらなくてもよくて、うまくできない日があっても自然なことです。

怒りの奥にある気持ちに、少しずつ触れていく。
その歩みのなかで、心の緊張がゆるんでいくこともあります。

急ぐ必要はありません。
自分の気持ちを置き去りにしないでいられたなら、それはもう、心の動きをちゃんと受けとめているということです。

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はじめまして。

SNSでは「アリス」というニックネームでスピリチュアルなメッセージを発信しています。
セラピストとしては、緑川絵衣子(みどりかわ えいこ)の名前で活動しています。

現在は、トラウマセラピーを専門とする心理セラピストとして、心に寄り添ったサポートを行っています。また、夢現実創造(引き寄せ)コーチとして夢や理想を現実へと導くサポートや、手相家として皆さまがご自身の幸せを見出すお手伝いもしています。

私の使命は、Healing Space LUPINUSでご提供している、「心の再生」を促し、「幸せ体質」へとシフトするためのメソッドを通じて、クライアントさま一人ひとりの心を大切にケアし、自己成長をサポートしながら夢や理想を実現していただくことです。

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