意識レベルを不要に下げないために
Day2では、ネガティブな心の反応が起きた時に、自分の大切な意識レベルを不要に下げないために、とても効果的でありながら、いつでも気軽に取り組むことのできる一時的な対症療法について、詳しく解説をしてまいります。
ネガティブな心の反応が起きた時の対症療法
物事(外的な要因)に対してネガティブな心の反応が起きてしまい、ネガティブな気分になってしまったとき、今この瞬間の自分の不快な思考をストップさせて、ネガティブな思考と距離を置いて、自分の気分を切り替えていくために、以下の誰でも簡単に取り組める対症療法をしてみることをおすすめします。
- 瞑想 / 呼吸法をする
- 寝る
- 散歩をする
- 掃除をする
- 家事をする
など
対症療法の最大の目的
本講座で提案している、ネガティブな心の反応が起きてしまった時の対症療法の最大の目的は、今この瞬間にもネガティブ思考にのみ込まれてしまいそうになっている自分の意識の状態を、半強制的にでもストップをかけて、自分の意識レベルを不要に下げないようにすることです。
ネガティブな心の反応が起きている時は、ネガティブ思考の勢いがつきやすい瞬間でもあります。
そのため、その勢いが強くなる前に意識して自らネガティブから自分を切り離して、気分を切り替えていくことで、ネガティブ思考の勢いがつくことを未然に防ぐことができます。
ネガティブ思考に勢いがついてしまうと、どんどんネガティブな感情にのみ込まれてしまい、一旦勢いがついてしまったネガティブを止めることは、かなり難しくなります。
したがって、なるべく早めに、まだネガティブの勢いが弱い段階でネガティブ思考を止める(あるいは意識してネガティブと距離を置く)ことができれば、ネガティブの波が大きくなることをうまく回避することができます。
瞑想/呼吸法をする
瞑想 / 呼吸法は、思考を健全に止めるための最強のツールです。
瞑想 / 呼吸法は、起きている間中、常に忙しく働いていて、ハイパー状態になっている自分の脳を健全に休ませる効果もあります。
瞑想 / 呼吸法を毎日の日課にすることで、人生の流れを好転させる効果も期待できますので、日々の生活の中にぜひ取り入れるようにしてください。
瞑想/呼吸法をするをする時の姿勢
瞑想をする時の姿勢は、胡坐(あぐら)をかくか、椅子に座るなどして、背もたれにはなるべく寄りかからずに背筋を伸ばしましょう。
手は膝または腿の上に軽く置いてください。
手のひらの向きは、上に向けても下に向けてもどちらでも好きな方でOKです。
また、横になってもかまいません。
瞑想をしながらそのまま眠ってしまっても問題ありません。
そのままお昼寝に入るつもりで瞑想することもおすすめです。

1つのことに意識を向ける
瞑想 / 呼吸法をする上で重要なことは、自分の思考を止めることを目的に、呼吸などの1つのことに意識を向けることです。
呼吸に意識を向けること以外では、聞こえてくるエアコンの音にただ意識を向けるなどして、自分の意識を思考から他の1つのことに向け続けるようにしてください。
呼吸に意識を向ける際のポイント
呼吸の深さ
呼吸に意識を向ける時は、深い呼吸でなくても大丈夫です。
今の自分にとって最も自然で心地良い呼吸をするようにしてください。
浅い呼吸の方が楽な時は、無理に深い呼吸を求める必要はありません。
自分の今の自然な呼吸のリズムを尊重して、自分に負担がかからないようにしてください。
目安は、深い呼吸をしようとすると苦しくなったり、深い呼吸がしにくい感覚がある時は、無理に深い呼吸をしようとしないで、今の自分が自然にしている呼吸で瞑想を行うようにしてください。
その場合は、むしろ呼吸には意識を向けずに、他の一定リズムで聞こえる音(例えばエアコン、空気清浄機、冷蔵庫などの音)に意識を向ける瞑想をするようにしてください。
深めの呼吸でも心地良さを感じられる時
もし深めの呼吸でも心地良さを感じられるようでしたら、以下の呼吸リズムで瞑想を行うのもおすすめです。
3回ゆっくり数えながら鼻から息を吸い込み、
4~5回ゆっくり数えながら口から息を吐き出します。
もちろん、この呼吸リズムにこだわる必要はありません。
もっと深い呼吸の方が心地よいのであれば、自分のペースを優先させてください。
大切なことは、自分にとって、その時の最も快適な呼吸のリズムを見つけて、呼吸に意識を向ける瞑想に取り組むことです。
瞑想 / 呼吸法をするタイミング
基本的に瞑想 / 呼吸法をするタイミングは、特に決まりはありませんので、いつ瞑想をしてもOKです。
特にネガティブ感情に引っ張られそうになるタイミングで瞑想に取り組むことで、意図的にネガティブから自分を切り離して気分を切り替えることができるので、気分を切り替えることを目的に取り組むこともおすすめします。
また、瞑想 / 呼吸法を朝晩のルーティンとして取り組むこともおすすめします。
朝の自分の意識がまっさらでフレッシュな状態の時に、数分の瞑想 / 呼吸法をしてそこから1日をスタートすることで、とても前向きな1日の意図設定をすることができます。
また、夜寝る前のリラックスするタイミングで瞑想をすることで、自分の意識レベルを高い状態にして入眠することができ、睡眠の質も良くなり、寝ている間のヒーリング効果を高めることが期待できます。
ネガティブな心の反応に気づいた時
ネガティブな心の反応が起きるたびに数分間の時間をかけて、「意図的にネガティブから自分を切り離して気分を切り替えること」を目的に瞑想 / 呼吸法に取り組んでみてください。
自分のネガティブに気づくタイミングが早ければ、深い呼吸をしても違和感を感じにくいかもしれません。
もし、ネガティブにだいぶ勢いがついてから瞑想 / 呼吸法をしようとする時は、呼吸が浅くなっているはずですので、そういう時には、無理に深い呼吸をしようとしないでください。
その時の自分が楽に感じられるむしろ浅い呼吸のままで取り組んでください。
あるいは、一定リズムの音にただ意識を向けて、しばらく脳を休ませてあげるつもりで静かな瞑想に入るようにしてください。
時間のない時は数秒でもOKです。
ほんの一瞬でも、ネガティブ思考と距離を置いて「ほっとする感覚」や「ネガティブな気分が少し緩む感覚」が持てた時の感覚を、ぜひ大事にしてください。
そして、この「ほっとする感覚」や「ネガティブな気分が少しでも緩む感覚」に価値を見出して、このようなネガティブがほんの少しでも緩む感覚を少しでも多く持てるように、今の自分が無理なくできる最善を尽くすようにしてください。
寝る
日中、ネガティブな心の反応が起きていることに気づいたら、可能でしたら思い切って20分ほど昼寝をしてください。
昼寝をしている間は一時的に思考が静まり、ネガティブから解放されることができます。
今この瞬間、自分の心を支配しつつある「ネガティブ思考」を止めて、ネガティブから自分を切り離していくために、短時間の昼寝は、リフレッシュ効果もあり、とてもおすすめです。

散歩をする
散歩の目的は、思考を止めてリラックスしながら散歩を楽しむことです。
しかし、散歩中に日頃のストレスや不満にふと意識が向いてしまい、ネガティブな思考が頭に巡ってくることもあるかもしれません。
最初は意図していなくても、気づくとネガティブな思いにとらわれることがあります。
そのような場合は、ネガティブ思考に気づいたら、散歩を楽しんでいることに集中しなおして、その思考を意識的に止めてください。

ただ淡々と歩いていることにマインドフルになってみたり、散歩をしながら肌に感じる風に意識を向けてみたり、空を見上げたり、公園の景色に目を向けることで、散歩を純粋に楽しんでいることに自分の意識を戻すようにしてください。
日々の生活の中で、散歩を通じて、ネガティブ思考を手放して気分をリフレッシュすることで、自分の大切なエネルギーを不要に下げることを減らして、自分のエネルギー(意識レベル)を健全に高く保持できるようになります。
掃除をする
ネガティブな心の反応が起きていることに気づいたら、掃除に集中してみてください。
ただ思考を止めて、無心になって掃除をするだけでも充分な効果がありますが、もし可能であれば、物が整理されて片付いていくスッキリ感、床がピカピカに綺麗になっていく爽快感を楽しんでみてください。

お気に入りの音楽や、気分が良くなるラジオ放送(またはYouTube)などを聞きながら掃除をすることも、ネガティブ思考を止めて気分をリフレッシュさせることができるので、おすすめです。
家事をする
普段は義務的にストレスを感じながらやっていた家事も、ネガティブ思考をリセットするツールとして活用することができます。
自分のネガティブな心の反応に気づいたら、ネガティブ思考に勢いがついてしまう前に、意識して今取り組んでいる家事を楽しむくらいの心構えで、意識して家事に集中して取り組んでみてください。ふと気づくと家事を楽しくサクサクとこなしている自分に気づいて嬉しくなり、さらに気分が良くなるかもしれません。

家事をする際も、お気に入りの音楽や気分が良くなるラジオ放送(またはお気に入りのYouTube)などを聞きながら家事をすることで、気分の切り替えがスムーズになり、リフレッシュ効果が増しますので、試してみてください。
ネガティブな心の状態から中庸へ
これらの方法は、思考を止めて、ネガティブな心の状態から半強制的にでも他のことに集中することで、意識的に中庸(ニュートラルな意識状態)へと気分をリフレッシュさせるサポートになります。
少しでも早く自分のネガティブな心の反応に気づいて、ネガティブ思考の勢いにストップをかけて、ネガティブ思考と距離を置くことができれば、気分を早期に切り替えることにつながり、さらには、困難な状況から自分を守り、望まない現実を早期に好転させることが期待できます。
ですので、自分のネガティブな心の反応に気づけたら、ネガティブ思考の勢いを止めて、少しでも早くネガティブと距離を置くようにして、気分を切り替えるようにすることが、未来の自分らしい幸せのために今の自分ができる最善の行動だということをぜひ思い出して、意識して実践してみてください。
ホームワーク
Day2で解説させていただいた対症療法の詳細を踏まえて、改めて、外的な要因(環境、状況、人)に対してネガティブな心の反応が起きた時、対症療法を実践してみてください。
- 瞑想 / 呼吸法をする
- 寝る
- 散歩をする
- 掃除をする
- 家事をする
ネガティブな心の反応が起きる度に、これらの方法を意識的に活用して次第に習慣化するようになれば、ネガティブな心の反応に自分の大切な人生の舵を不要に握らせてしまうことを未然に防いでいけるようになり、自分の人生を徐々に好転させていくことが期待できます。
Day3へ
Day3では、自分の意識レベルを常に高く保持するために、ネガティブな心の反応が起きてしまった時の、ネガティブとの基本的な向き合い方について解説をしてまいります。
Day3 ネガティブとの基本的な向き合い方
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振り返り
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Day1 人生を好転させるために
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注意・免責事項
- 本講座でお伝えさせていただいている内容は、あくまでもご提案に過ぎません。ご参加者様のご判断と自己責任のもとで、取り組んでくださいますようお願い致します。
- 本講座でお伝えしておりますコンテンツや、ご紹介しております情報につきましては、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報が古くなっていたりする場合もございます。
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